ヘッドマウント型視野計アイモの勉強会を実施しました。これは、頭に装着する「ヘッドマウント型」を採用した持ち運び可能な視野測定器で,潜在患者が多いとされる緑内障の早期診断に貢献することを目指して開発されました。ヘッドマウント型の機器で両眼をすっぽりと覆った状態で検査することにより,従来の検査では必要とされた暗室環境が不要となります。そのため,医療従事者や患者は,基本的に場所を選ばずどこでも検査できるようになり,簡便性の向上や,患者の負担の軽減が期待できます。さらに,左右両眼の測定に対応する独立した光学系を搭載したこと,および近赤外線カメラで左右の瞳孔を個別にモニター・自動補正する機構を備えたことにより,検査の所要時間の短縮や,固視ズレ(最も視力の良い部分である「中心窩」から外れた部分で,事物を見ている状態)の解消による精度の高い検査の実現が期待できるようになりました。
1 : 業界初のヘッドマウント型によりコンパクト化を実現
2 : 両眼を,独立して同時に測定可能
3 : 左右の瞳孔を個別にモニター・自動補正
https://www.crewt.co.jp/product