ドライアイ研究会(代表世話人:坪田一男先生 慶應義塾大学医学部眼科)は2018年、7月3日を「なみだの日」と制定、日本記念日協会に申請し、記念日の認定を受けました。目の健康と視力に大切な役割をもつ「涙(なみだ)」の重要性と正しい知識を社会に伝える啓発の日として、2019年は一般の方々の認知度を探るべく意識調査が行われました。オフィス業務の多くがパソコンを使用し、さらにスマートフォンやタブレット端末が急速に普及してきた現代社会。目の不快感や目の疲れを訴える人の多くに、涙の異常がみられます。涙の異常は仕事の生産性を低下させ、また自覚症状の辛さは生活の質を著しく低下させて、うつなどを発症させる引きがねにもなり得るそうです。「なみだの日」が目の健康について考えて頂くきっかけになればと願います。ドライアイ研究会 会員としてその一助になれば幸甚です。