コンタクトレンズは眼科医の診療を受けて購入を!!
コンタクトレンズは、法律で「医療用具」と定められた高度医療機器です。直接、眼にのせて屈折異常を矯正する医療用具であり、医療上のトラブルがないように使用しなくてはなりません。
安全に正しくコンタクトレンズをご使用頂くために大切なポイントは、次の通りです。
- 眼疾のない、コンタクトレンズ使用が可能な目であること
- 適切なコンタクトレンズの選定・作成の重要性、衛生上の問題を理解できること
- トラブルが発生した時、「かかりつけ医」の指導に沿ったことができること
ひとたび油断すると、痛み、充血、かゆみ、目ヤニ、霧視などの症状が出現します。一方、角膜内皮細胞の障害など、症状がなく異常を全く自覚しない障害もあります。将来的には、目の障害が発症したり、白内障やレーシックの手術が受けられない状態になったりする事態も起こりえるのです。
眼科医の診察を受けず、ご自分の判断で選んだコンタクトレンズを安易に使い続けることで、これらのような障害が起こってしまうのは、私たちとしても大変残念です。
障害を発見し、予防・治療するためには、眼科専門医による定期検査や、お薬の治療などが不可欠です。現在コンタクトレンズをご使用の方も、これから使いたいとお考えの方も、眼科医の検診を必ず受けて頂きたいと思います。
コンタクトレンズ診療には健康保険証の提示を
コンタクトレンズ診療の処方、再処方、トラブルの解決指導などの全ては、眼科一般診療に則っていなくてはなりません。
コンタクトレンズ処方からその後の定期検診に至るまでの責任は、眼の病気を専門とする眼科医にあります。目の病気の全ては失明につながるからです。
それゆえコンタクトレンズは医療用具と定められました。コンタクトレンズの処方、再処方、定期検査は医療行為です。眼科医の診察と処方が、法的に必要になります。
ご来院の際は健康保険証の提示をお願いいたします。
当院のコンタクトレンズ処方と販売について
- にしべ眼科では、眼科医によるコンタクトレンズ処方に必要な診察や検査、装用テスト(お試し)、装用練習、使用開始後の定期検査を行います。
- 他院、または他地域でのコンタクトレンズと目の定期検査も喜んでお受けいたします。
- 実際のコンタクトレンズご購入は、当院に隣接するコンタクトレンズ販売店(八木駅前コンタクト)でご購入頂きます。
※当院は国(厚生労働省・日本眼科医会)の決めた法に則った眼科運営を行っております。八木駅前コンタクトとは金銭面、物質面において一切関係ありません。厚生労働省が推進する医販分業を遵守しております。 - コンタクトレンズは医療用具であり、ご自身の目に合ったコンタクトレンズを、眼科医により中立的に選択・アドバイスすることが望ましいと考えております。眼科医不在の量販店での購入は、角膜障害など医療事故の報告も多数あり、トラブルが増加していると聞いております。
- 当院の形態には、次のような利点があります。
- 特定のメーカーや販売店に惑わされない
- 純粋にご自身の目と使用方法に合ったコンタクトレンズの処方とアドバイスが得られる
- 医療面での責任が明確であるため、一般的に医療水準と設備に安心できる
当院で、コンタクトレンズ処方時・定期検査時に行う検査は次の通りです。
- 他覚的屈折検査(レフケラト)
- 角膜曲率半径の測定(ケラトなど)
- 角膜内皮撮影(スペキュラースコープ)
- 眼圧検査
- 自覚的屈折検査(矯正視力検査)
- 眼鏡視力検査
- コンタクトレンズ視力検査
- 前眼部検査(角膜,結膜検査)
- 眼底検査
- コンタクトレンズの処方
- コンタクトレンズのフィティング検査
※初めてコンタクトを作成する場合、個人差もありますが、2時間程度かかります。お時間の余裕をもってご来院下さい。
※コンタクトの受付は、診療終了時間の30分前までとなっております。
※コンタクトレンズをご希望の方は、必ずお電話下さい。