飛蚊症
飛蚊症とは、目の中の硝子体に濁りが生じて網膜に影が映っている状態で、黒いものが動いて見える症状です。正常な加齢現象でもみられますが、まれに網膜剥離、眼底出血などの目の病気が原因となっている場合があります。
飛蚊症自体は治療の必要はありませんが、網膜に異常がある場合は治療が必要です。また、何年も前から変わりない場合には検査の必要はありませんが、急に見えるようになった場合は眼底検査が必要です。この場合は、目薬で瞳孔を開けて検査するため、検査後3~4時間は視界がぼやけた状態になり、注意が必要です。