6月3日、4日と、東京で開催されました第17回抗加齢医学会に参加してきました。抗加齢医学(アンチエイジング医学)とは、加齢という生命体としての人間の経年変化に介入を行い、加齢に伴う動脈硬化や、ガン、白内障、加齢性黄斑部変性症のような加齢関連疾患の発症率を下げ、健康長寿をめざす医学です。抗加齢医学は学問的にこの10数年の間に飛躍的に進歩してきました。抗加齢医学における基礎研究から生まれた知識を応用して実践したいという願いは、諸外国よりも超高齢化の進んでいるわが国においては切実になってきています。今回も、興味深い発表が沢山ありました。日常診療にも活かせて行ければと考えています。
抗加齢医学会
http://www.anti-aging.gr.jp/about/index.phtml