高熱や喉の痛みが起きる咽頭結膜熱(プール熱)が、今年は大流行しています。6月14日現在、全国の患者数は2007年以降最多となっています。奈良県の患者数は全国4位との報告もあります。高熱で発症することが多く、その後ノドの症状(咽頭炎)と、目の症状(結膜炎)の両方があらわれます。発熱は39~40℃が3~7日と長く続きます。のどが真っ赤になり、かなり痛みがあることが多く、3~5日続きます。目は真っ赤に充血し、痛みやかゆみ、目ヤニが出て、まぶしくなったり、涙が止まらなくなったりもします。瞼が腫れたりもします。目の症状は一般的には片方からはじまりますが、多くの場合はもう片方の目にも症状が出ます。当院では診察時に、迅速にアデノウイルス抗原を検出できます。どうぞ、ご相談ください。
日経新聞 咽頭結膜熱(プール熱)
http://www.nikkei.com/article/DGXLASHC07H3B_Y7A600C1AC1000/