数ヶ月前から、資料や文庫本の字が読みにくく目の疲れを自覚しておりました。おおっ、これは私も巷で流行りの『スマホ老眼』になりましたか?ちょうどその頃からスマホでinstagramに凝りだしていたのです。やれやれ。
人は目の中のレンズ(水晶体)の厚みを変えて近くと遠くのピント合わせをしています。その機能を司っているのが毛様体筋です。長時間スマホを見続けると、毛様体筋が凝って柔軟性を欠いてしまいます。スマホ老眼の場合、長時間近くにピントを合わせているために、目線をスマホから外したとき、遠くが二重に見えるなどの症状が現れます。
スマホ老眼を防ぐためには、
●スマホを30分凝視していたら少なくとも、5分間は休憩をしてください。
●遠くをぼんやり見つめる習慣をつけるだけでも、若い人は回復しています。
●目をゆるく揉んだり温めるのも、瞼の縁にあって涙の脂肪成分を出すマイボーム腺を刺激し、血液循環が良くなって良いかもしれません。気持ちよければ、試してみてください。
●他にも長時間スマホの弊害で気をつけることは、凝視することで瞬きの回数が少なくなってドライアイになる恐れがあることです。最近、スマホに加えエアコンの乾燥した空気やコンタクトレンズが原因のドライアイも増えています。保湿効果のある点眼液も効果的です。
●ルテインなどのサプリメントも効果的です。
私は以上のことを心がけて、現在は快適なスマホライフを送れています。
お心当たりの方は、どうぞ御相談ください。私のエピソードも参考になるかもしれませんよ。